2026年度ABC総会議事録
2026年度総会は、6月6日(土)、日仏会館ホールでハイブリッド方式により開催されました。参加者は47名(オンライン参加者を含む)。それに新旧ブルシエ5名、来賓2名(フランス大使館科学技術部科学技術参事官グザヴィエ・ブレソ氏および学術大学交流担当官アシスタント井上千尋氏)を合わせ、参加者総数は54名でした。
(1) 総会議事
2025年度活動報告、2025年度収支決算、2026年度活動計画、2026年度予算がそれぞれ審議・承認されました。2026年度はとりわけ「文化企画の立案・実施」「HPの充実」「会費納入率の向上」「会員数の増加」に取り組むことになりました。また、2026年度役員人事として、副会長に濱田眞之前監査が、幹事長に寺田寅彦前幹事が、幹事に西澤文昭前副会長が、幹事に剣持久木前幹事長が、幹事に中村翠会員が、新監査に小野潮会員が、名誉会員に廣田功前幹事が、それぞれ就任することが承認されました。
(2) 講演会
小倉孝誠氏土慶応大学名誉教授、が(「自己を語る文学の過去と現在—自伝・日記・オートフィクション」と題して講演しました。自己を語る文学としての自伝と日記はどのように成立、発展、変遷してきたか?(ルソー、スタンダール、サンド、ボーヴォワールなどはなぜどのように自伝を書いたか?(日常的な営みとして日記を書く意味は何か?(21世紀の現在、自伝や日記はどのように研究されているか?(同氏はこれらを豊富な事例と共に考察し、参加者は大きな関心をもって同氏の講演に聴き入りました。
(3) コンサート
小山みどり 氏(ヴィオラ)、曽我かおり氏(ヴァイオリン)、湯本洋司氏(フルート)によるコンサートが開催されました。曲目は次のとおりでした。
(1)モーツァルト、ディベルティメント 変ホ長調 K563より第1、2、3、6楽章。
(2)モーツァルト、フルート四重奏曲 ニ長調 K285
(3)モーツァルト、フルート四重奏曲 オペラ『魔笛』より
聴衆は、4人の演奏者の奏でる優雅で秀逸な演奏に聴き入り、室内楽を堪能しました。
(4) 新旧ブルシエ座談会
新ブルシエの参加者は、酒井あむる氏(阪大院生、EHESS留学予定)と溝上耀史氏(西南学院大学院生、トゥールーズ大学留学予定)の2名でした。旧ブルシエの参加者は、渡邊拓也氏(大谷大学教授、2004年度ブルシエ、フランス精神医学史)、小西杏奈氏(専修大学准教授、2013年度ブルシエ、フランス財政史)、鈴木実香子氏(東大院生・パリ第1大学博士課程在籍、2022年度ブルシエ、フランス写真史)、深川聡子氏(アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会職員、2003年度ブルシエ、フランス語教育・文化普及)の4名でした。新旧ブルシエの間で、フランス語の上達方法、留学生活で大事なここと、フランス人友人の作り方などについて、活発な質疑応答が行われました。
(5) 懇親会・絵画展 vernissage
講演会終了後、会場を1階ギャラリーに移し、美術展 vernissageを兼ねた会員懇親会が開催され、ABC会員および一般参加者は、作品を鑑賞しつつ和やかに交流しました。
